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会社帰りの読書日記、など
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40代サラリーマンによる備忘録です
@読書日記(テーマ=本):会社帰りなので文庫・新書が殆どです。内容も少し偏っています・・・
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【読書日記】 妻を看取る日 (垣添忠夫)

2012/05/20 19:31
国立がんセンターの総長による、がんに襲われた夫人との闘病と死去後の自身の心境を描いた本。

お子さんがいないこともあり仲の良いご夫妻。著者の総長退任後は夫婦でゆっくりと海外を回って過ごそうと考えていたところに、その1年前に夫人のがんが発覚。治療を続けて軽快したと思っていたが、退任後直ぐに再び悪化。その後の展開は急で、その年の暮れに自宅で著者に見守られながら逝去。

その後、著者の喪失感は激しく、何をするにも手がつかない。それでも、仕事を続け、海外で知人と会い、夫人とやってきたことを改めてやってみたりするなかで、徐々に回復。夫人が自分だけでなく周囲の人の心に生きていることが感じられたことが大きかったのだろうか。夫人が描きためた絵の個展を1周忌の代わりに行ったことも、気持ちの整理になったと記している。

大切な人を亡くした人間が襲われる喪失感。著者の場合にはがんの権威であるがゆえの自責や無念の思いもあったのだろうとおもう。そんな喪失感から逃げずに過ごし、時の経過と心理の変化を待つことが大事ということ。もちろん、状況によって専門家の診断や治療も必要になるが。

ここまでお互いを尊敬しあい、かけがえのない、という夫婦なのに運命は過酷、というのが率直な感想。自分にはこんな状況がくることが遠い先であることを祈っている。

金融関係者としては、遺言の有用性が実感をもって書かれていたのも印象的だった。

(新潮文庫)
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【読書日記】 プロ野球の職人たち (二宮清純)

2012/05/19 23:13
スポーツライターが、プロ野球の「スター」ではないが一流の人物に対するインタビューを中心にその凄さを描いた本。

とりあげているのは、現役からOBまで様々。一応打順が組めるような9人とコーチ、スカウト、フロント、アンパイアまで対象にしている。選手としては、現役は楽天の松井、西武の中村、日本ハムの稲葉、ロッテの成瀬。あとはOBで、福本、若松、高井、古田、川相。

色々と面白い話が散りばめられている。別所が飲みに行ってもホステスと利き手で握手はしなかった(指先の感覚が変化するのを嫌って)とか、高井の投手の癖を観察したノートを買おうとした同僚がいたとか、稲葉の日ハムに移ってからの活躍にはフォームの改造があったとか。

取材も綿密であり、読んでいてそれぞれの選手に思い入れを持ちたくなるような内容で、買う価値はある。

欲を言えば、それぞれの選手の優れたところだけでなく限界にも少し触れてくれれば、ということと、人選に少し異論あり、というところ。

西武の中村は「職人」というには若すぎる。彼が今回取り上げられている4番打者で職人的な人間は、例えば阪急の長池とか南海の門田とか東映の大杉とか、その他にもいる。さらに言えば、最も職人的な二人、張本と江夏はなぜ入っていないのか。

そんなわがままな希望もあるけれど、とりあえず読み物としては面白かった、という本。

(光文社新書)
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【相場日記】 佳境

2012/05/19 22:49
今週も先週同様に「リスクオフ」の展開。

材料としては欧州情勢が大きく、ギリシャの再選挙が確実になっていくにつれ、ユーロ離脱の可能性を懸念した動き(預金流出など)が起こり始め、投資家が様子見姿勢をとらざるを得なくなっていった、というところ。イタリアやスペインの銀行が格下げされたことに加え、週末のG8で新たなめぼしい打ち手が出るとは期待しにくいというところも効いている。

経済指標も引き続きまちまち。米国小売やフィラデルフィア連銀指数のように悪化するものもある一で、鉱工業生産やNY連銀指数など改善を示すものもある。それぞれに事情はあるけれど、停滞一方ではない、ということは留意しておきたい。

中国が預金準備率引き下げで金融緩和姿勢を顕在化させたことは年後半に向けてポジティブな材料だし、米国消費に関しても今後はガソリン価格の低下がどう効いてくるのかがポイントとなる。

リスクマネーの動きは、資源国通貨の下落、商品市況の低迷に見られるように停滞気味ではあるが、一方で金が反発するなど、一方方向ではなくなっているのも事実。

新聞報道も、少なくとも日本においては「欧州危機」だとか「リスクマネーの減退」などの見出しが目立つようになっており、ネガティブ報道が佳境。その意味では売りで攻めるには危険な領域に入りつつあるのかもしれない。

株で言うと、3月末のピークから米国8%、ドイツ10%、日本15%の下落となり、債券利回りでいえば米国で1.7%台と最低水準を更新している。引き続き冴えない状況ではあるが、売り一方で攻めるのではなく、売りの引き時を考え始めても良いのかもしれない。米株はもう少し、という感が強いが、日本株については、11月の安値にも近づきつつあり、そろそろ、という感じ。

時期的には7月回復という考えが基本ではあるが、少し早まるかもしれない、というところ。買戻しのタイミングを念頭に置きながら相場を見る、という時期か。

今週の数値
株:S&P500 -4.3% DAX -4.7% TOPIX -4.3%
10年債:米 -12bp 独 -9bp 日 -2bp
為替:ドル円 -1.1%(円高・ドル安) ユーロドル -1.0%(ユーロ安・ドル高) ユーロ円 -2.2%(ユーロ安・円高)



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【ただの日記】 快適な季節

2012/05/13 13:04
いつもこの時期になると思うが、ゴールデンウィーク明けから梅雨入りまでの天候は非常に快適。雨が多いこともなく、気温も暑くもなく寒くもない。半袖に上着をひっかけると丁度良い、という天気。

そんな良い季節で、ジョギングをしていても快適。半袖、短パンで適度に汗もかけるし、景色も新緑が目に優しくてほっとする。

ではあるのだが、なかなか走る気合が入らず、4月は40キロしか走れず。5月に入っても今日が初めてという具合で、走行距離はかなり低迷。

あまり義務感で走っても仕方がないのでのんびり行こうと思っているが、連休前後からの不摂生もあり体重が増え気味なので、少しは意識して走ることにしよう。

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【読書日記】 1Q84 Book2 (村上春樹)

2012/05/12 22:43
3部からなるベストセラーの第2部。物語は着実に進み、青豆と天吾はそれぞれの道を歩みつつも、徐々に1Q84の世界を認識し、お互いの存在を改めて意識していき、遂には接近遭遇をする。

ストーリーをあまり書いても仕方がないので、感想を。

Book1の時にも思ったが、エンタテインメント的にストーリーに引き込んで行く力が凄い。見かけは普通だが実はちょっとずつずれている世界を描き、その謎を解き明かして行くわけだが、その手際の良さ。伏線を色々なところに張り、それに読者に気付かせるセンス。さらには、少しステレオタイプかもしれないし、皆が合理的過ぎるかもしれないが、感情移入しやすい登場人物。

そういった、表面的な物語としての面白さをまずは満喫しているが、では、この物語を通じて何を作者は伝えたいのか。そこはあまり考えても仕方がない。そんなことを考えながら読むのではなく、村上春樹の世界に浸ることが大切。著者の意図は、読み終わって残る感情に自分で向き合って考えればよい。

村上春樹のとっつきやすさと「面白い」物語性、それでいて何かを言おうとしていると感じさせる文章などは、あざといと言えばあざとく、嫌いな人はそこが合わないのだろう。

今月末にはBook3が文庫化されるので、それが楽しみ。

それにしても、この文章のニュアンスとリズムを生かして英訳する人は凄い才能だと思う。

(新潮文庫)



1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)
新潮社
村上 春樹

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1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)
新潮社
村上 春樹

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【相場日記】 引き続き

2012/05/12 21:51
今週も停滞モードが続く。

材料では、再び欧州関係が多く、フランス大統領選挙での現職敗退、ギリシャ議会選挙での与党連合敗退がネガティブに働いた。特にギリシャ情勢は、連立政権樹立困難な状況から再選挙の可能性が高まり、ギリシャのユーロ離脱が現実的な可能性として語られるようになったことが、リスクオフモードを強めた。

経済指標では、日本の街角景気指数の悪化、鉄スクラップ市況の低下などネガティブなものが続く一方、米国の消費者信頼感は改善となり、まちまち。

他方、JPモルガンの20億ドルの評価損計上は、金曜日の反応は金融株だけにとどまっているが、お金の流れからするとあまり軽視しないほうが良さそうな材料。

ということで、引き続きもう少しお休みモードと見ておきたい。

野村の関志雄氏が年後半の中国経済持ち直しを言い始めており、これが顕在化すれば相場も回復となる。4-6月の企業決算が出てくる7月が一つのきっかけになるだろうか。

今週の数値
株:S&P500 -1.2% DAX +0.3% TOPIX -4.4%
10年債:米 -4bp 独 -6bp 日 -4bp
為替:ドル円 +0.1%(円安・ドル高) ユーロドル -1.3%(ユーロ安・ドル高) ユーロ円 -1.2%(ユーロ安・円高)
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【相場日記】 チャートでは・・・

2012/05/05 19:43
今週は、日本はゴールデンウィークで2営業日しかなかったものの、欧米は週末の雇用統計など材料もあり、それなりに動きがあった。

経済指標では、金曜の米雇用統計、木曜の”非”製造業センチメントなど弱めのものが目立つ一方で、火曜の製造業センチメントは受注の改善を背景に回復しており、全面的なピークアウトモードにはなっていない。

金融政策では、ECB理事会では政策金利が1%で据え置かれたものの方向性としての緩和は否定されず、豪州では利下げが行われ、といった具合で流動性供給の方向性に変化はない。

財政や政治については、フランス大統領選挙が決戦投票に向けて盛り上がっているが、オランド優位は変わらず。市場はある程度織り込んでいるとは思うものの、実際に政権交代となればそれなりに市場には影響が(マイナスに)ありそう。

といったなかで、全体で言うと特に週後半にリスクオフの形。株の下落に加え、原油など商品市況の下落も目立ち、ユーロも久々に1.30を割り込む勢い。

各市場とも直近のピークである3月末から4月下旬までの調整から回復してきたところだが、今週に関して言うと3末ピーク値に若干足りずに折り返し始めたという形。チャート的には調整示唆。

ファンダメンタルズで言うと、米国企業業績はそれなりにしっかりしているものの、それを踏まえてもバリュエーションは13倍近辺で大きく割安というわけでもなく、やはり今月(こそ)はお休みだろうか。

下旬のエジプト大統領選挙、イランを巡る6カ国協議などが政治面では焦点になりそう。

今週の数値
株:S&P500 -2.4% DAX -3.5% TOPIX -1.4%
10年債:米 -5bp 独 -12bp 日 -1bp
為替:ドル円 -0.5%(円高・ドル安) ユーロドル -1.3%(ユーロ安・ドル高) ユーロ円 -1.8%(ユーロ安・円高)
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